愛しの建具・古道具
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
とうとう七月に入ってしまいましたね。
アワアワバタバタしていたら、なんと‼︎
開幕戦に参加し損ねるわ、水無月を食べ損ねるわ…もう、わやです…あぅぅ(;ω;)
今年も後半戦です。暑さに負けず頑張りましょう!
思い出し記事で季節感全くございませんが、撮りためた写真をご紹介させて頂きますね。
春先のことだったと思いますが、食べ部、もとい、編み部の皆さんとお話ししていた際、チラッと、昔の窓って、こんなだったよね〜⁉︎って、一瞬話題に登りました。その時は、うんうん、そうだったよね〜(´∀`*)と言ってましたが、実家に帰ってハタと思い出しました。
それ、まだまだ現役で頑張ってますよ!何しろ我が実家は築90年!
でも、古民家としては中堅どころになるのかしら?
大きなガラス窓で、鍵はこれ!🌀
ネジで開け閉めするのです。
下三分の一ほどが磨りガラスになっていて、目隠しの役割を果たしています。
ガラス部分は真っ平らではなく、厚みも均等ではないのが、逆に味わい深いなと、しみじみ思うのであります。
数年前までは縁側に使っていた戸も同じく、木枠のガラス戸で、ネジネジの鍵でしたが、ある時帰ると、アルミサッシとクレセント錠に変わっていて、残念な氣持ちになったものです。
ガラスの嵌った雪見障子。
障子部分が上下に動くものではないため、違う名前があるかも知れません💦詳しくご存知の方がいらしたら教えて下さいませ。
勝手な想像ですが、紀州は南国、雪もそう降らず、ガラス部分を障子で隠さずとも、寒さを凌げたのかも知れません。
畳に座っての生活で、障子を開けずとも外の景色を眺められる、素敵な建具。
上の格子は灯り取りのガラス戸。
どちらも我がマンションの部屋に欲しいなぁ。
ただ、いずれも昔の日本建築の寸法ですので、身の丈六尺超えの兄などは、寝起きにおでこを鴨居にぶつけては、顔を顰めていたものです。(今も帰省の折、たまにぶつけていますよ…苦笑)
棚の奥に鎮座ましました枡。
彼らは既に現役引退しております。
左から一升、二合、一合。
一升枡は普段使いではなく、年末になると、これで餅米を計って、お竃さん(おくどさん)で蒸し上げてから、餅搗きをするのが恒例でした。
餅搗きも15年程前からやめてしまい、だんだんと荷物に埋もれてしまった(故に写真撮れず…)おくどさんを見ると、胸が痛くなります。お掃除して、またいつか火を入れることが出来たら良いなぁ。
他にも写真を撮りたい家具がありますが、現役のもの故、モザイク必須となりそうで…自粛(笑)
最近は古民家流行りで、カフェなどに再利用されているところも多いようですが、一過性の流行りで終えることなく、古い家が末長く利用され、愛され続けてほしいと、心から望んでいます。
こぎく