愛しの染め織り
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
もはやご飯ブログ?と思うくらいに食べ物のお題が続きましたが、本日は手仕事のことを。あ、でも私の手仕事ではないのですけどね(笑)
先日、珍しく洋服を衝動買いしてしまいました。
藍染の巻きスカート♡
お遣い物を探しに街へ出ていた日のこと。
ひと休みしながらネットを眺めていたら、すみれ庵さんがfacebookに投稿された記事に目が留まりました。
なになに…
『大丸梅田店一階で』
『和歌山の龍神村で、主に和綿やアジア綿を藍染したストールやマフラーなどを織ってはる作家さんの展示』
が
『心安まる「藍色」の世界』
ですって⁉︎
むむむ!
龍神村‼︎
和歌山育ちとしては読み流せません。
(和歌山育ち、と言うより、個人的に思い出が多い場所で…つい)
そのうえ…
藍染の手織り‼︎
染織り好きには堪らない魔法の言葉♡
そうとなれば次の行動は、『予定をさて置き、さっそく寄り道する』の一択です。
大丸梅田店で行われていた『日本のものあわせ』展(ごめんなさい、会期終了しています…)
出展されていた手織り作家の菅野あゆみさん。
自ら和綿を育てたり、こだわって選んだ茶綿を輸入したりして、手紡ぎした糸で手織りされているそうです。
お話を伺うと、菅野さんは、私もお邪魔したことのある『ぬぬぬパナパナ』に参加されている作家さんでした!
(本当はすみれ庵さんの投稿にはしっかり書かれていたのを、私が見落としていたのでした…はぁ〜おっちょこちょい!汗)
そして、もうお一方、藍染作家の澤口隼人さん。
日高川町で、染色の『ニワカヤマ工場』を営んでいらっしゃるとのこと。
会場には、菅野さんが織られたストールや、澤口さんが染められた洋服がたくさん展示されていました。
作品を見せて頂くまでは、染め織りの展示が見られれば嬉しいな〜程度の気持ちで参りましたが(す、すみません💦)、一転、これを着たい!となってしまって…
最初の写真に戻る訳です。
デザインを菅野さん、染めを澤口さんが担当された作品。
前身頃の合わせ方が着物と同じで嬉しい!菅野さんが『着物みたいなスカートを作りたい』とデザインされたそうです。
上手く写せなくて申し訳ないのですが、澤口さんこだわりの生地には、地模様で水玉が織り出されています。自然光の下だと光の反射ですごくきれい!
リボンの一部には菅野さんが織られた生地があしらわれています。
後ろ身頃にはコーデュロイ生地が使われていて暖かそう。
さらに胸がキュンとしたのは…
手作りのネームタグと値札。
捨てられませんよぅ…(;▽;)
丁寧に作られたお気に入りの服をまとう楽しみ。この頃ではなかなか難しく、贅沢なことではないでしょうか。そんなところも着物と通ずる気がして、嬉しさもまたひとしお。
衝動買い、とは言いましたが、これは運命の出逢いなので、定め通りのお輿入れなり♡
こぎく