こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

お出かけの装いを思案する

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます😊

 

昨日の記事には書き切れなかった着物のことです。

出来るだけ日にちを空けずに書かなくてはね。

 

この日の装いは

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赤い紬に、生成り地の染め帯を合わせました。

なんてことない普段着でしたが、このコーディネートが完成するまで、あっちがいい?こっちがいい?それとも?と、散々悩んだのです。

(なので記事一つ分のネタにしなくちゃね!)

 

食事会の場所が決まった時点で、どんなお店か、当日どんな状況かを考えました。

・日時は土曜日の夜

・お店は昭和から続く老舗

・大人気でいつも超満員

・友人家族は観光帰りに合流

 

そこからどの着物を着るか考えました。

⇨やわらか物だと周りの人に気を遣わせてしまうかもしれない。

⇨比較的気軽な普段着感覚の着物が良さそう。

⇨木綿やウールは単衣仕立てなので寒いかも?

⇨袷仕立ての紬なら良さそう。

⇨とはいえ、せっかく着物を着るのだから、見た目の地味なものより、あざやかな色のものの方が喜んでもらえるかも?

⇨ほっこり系よりもサラリとした手触りの紬の方が光沢があって、より「着物感」を感じてもらえるかも?

 

という自己満足な思案の結果、冒頭の写真にある着物に決めました。

 

合わせた帯は、季節ごとの野菜や果物、木の実の模様が染め出されたものです。

(色んな季節のものが描かれているので、袷の着物の時期ならいつでも締められて便利なんです♪)

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当日は旧暦正月元日。

せっかくなので、何かおめでたい柄のものを…と考えましたが、手持ちの普段着感覚の帯では、赤い紬に合わせられる吉祥文様はないし…

ということで。

 

四季の実り

⇨豊作を願う模様

⇨一年の始まりにぴったりですやん?

 

まぁ、こじつけなのですが(笑)

そういう気持ちで選びました。

 

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友人の子どもちゃん達が、一緒に写真を撮らせて〜と言ってくれました♡

もちろんやでー!!

こんなおばちゃんで良ければなんぼでも撮るよ〜\(//∇//)\

(おばちゃんデレデレです)

 

完全なる自己満足で決めた装いでしたが、友人達に喜んでもらえたみたいで、こちらも嬉しくなりました♡

 

***

 

少ない手持ちの中で季節に合わせたコーディネートを考えるのは難しいことですが、『見立て』や、こじつけ(笑)を駆使すれば、普段着物にも季節の装いを取り入れられますし、お出かけがより一層楽しくなりますね。

 

 

こぎく