天狗と龍の棲むところ(前編)
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
秋雨が来て、また一段と季節が進んだような。
日一日と秋の深まりを感じ、楽しみな気持ちと、切ない気持ちが綯交ぜになります。
爽やかな秋晴れの週末、ひとり旅に出ました。
近くて遠い、天川村洞川温泉郷。
天川村へは、弁財天様へのお参りに何度かお邪魔したことがありますが、洞川温泉を訪ねるのは初めてのこと。
始まりはこの本たち。
SNSで見かけて気になり、通販で取り寄せたらもう心は洞川へ。
⇨旅とくらしの玉手箱 フルコト
お宿探しを始めると、どこもいっぱい…
諦めきれず、日延べして再度尋ねてみて、無事に予約出来ました。
洞川は、修験道の霊山、大峯山の麓にある温泉街で、山の戸開け期間中は、行者さんや観光客で大変賑わうところです。
毎年九月二十三日に戸閉めとのことだったので、それまでが繁忙期だったのですね。
洞川温泉郷へは電車とバスで。
阿倍野から近鉄電車で一時間と少し、下市口駅からバスで一時間と少し。
乗り継ぎを含め、自宅からは四時間ほど掛かりました。
洞川温泉バス停前の景色。
橋の上からでも、魚の泳ぐ様子も川底の石も見えます。
山の樹々は少しずつ紅葉し始めていました。
すすき野原を抜けて
ずんずん進みます。
川をさかのぼり、
光の方へ
誰かに呼ばれた気がして振り返ると、小さな森の人でした。
空想です。
そんな気になるほど、密やかで、美しい景色を見せてくれました。
今回、山には入っていませんが、登山道がありましたので、いつかは…と新しい希望も湧いて来ました。
ですが、洞川温泉郷での素敵な出来事はこれだけではありませんでした。
長くなりますので、後日また。
こぎく
※タイトルはもちろん空想からですが、元ネタがありますので、後日に。
※ずいぶんな距離に思えますが、バス停前の写真から、最後の写真まで、2㎞ほどです。
こちらは密かに毎日更新しています⇨こぎくの食卓 食べて元気