こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

せっかくなので

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます😊

 

令和元年始まりましたね。

おめでとうございます。

 

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少し前に実家のお隣のかわい子ちゃんがくれたレンゲのブーケとシロツメクサの花冠♡

令和の響きに似合うかしらと思って。

 

改元の瞬間はみなさまどう過ごされていましたでしょうか。

私は夕方から始まった激しい頭痛で、食事もせず、氷枕と足元湯たんぽ、胃の上にはカイロという重装備?で(薬を飲みたくない私の頭痛の治し方です)、早々と就寝してしまい…目覚めたら令和初日を迎えておりました。

 

街中はあちこち祝賀ムード一色でしたね。

寝ぼけ眼をこすりつつ、義母の付き添いで出かけましたら、百貨店前は大賑わい!

 

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和歌山のお酒、羅生門の振る舞いがありました!

そして、こちらも先着順で

 

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令和の焼印入りお煎餅と梅干し、そして展覧会の優待券をいただきました♡

 

早起きするものですね(笑)

 

***

 

本当は昨日のうちに書きたかったことなのですが、先に書きました通り、頭痛に負けてしまいましたので。

 

今日のタイトルにつけた『せっかく』という言葉のことを。

 

先日、マラソンで活躍された小出監督が亡くなられましたね。

テレビなどの報道で、小出監督の歩みや、教え子の多くの選手たちの話を知ることができました。

 

ひとつ、心に強く響いた言葉がありましたので、覚書として残しておこうと思います。

 

有森裕子さんがインタビューに応じていた中の言葉です。

故障が続いた有森選手に、小出監督は『有森、せっかくという言葉があるんだ。せっかくだからと思え。世の中起こることには意味のないことなんてない。全てのことに意味があるんだから』と声を掛けられたそうです。

(うろ覚えなので、一言一句同じではないですが、このような内容でした)

 

「せっかく」とは『滅多に得られない恵まれた状況を大切に思う気持ち』。

デジタル大辞泉

 

どんなことも、滅多に得られない恵まれた状況だと大切に受け入れれば、新たな道が拓けるのだという、監督の言葉でした。

 

この歳になっても、やっぱり悩みは尽きませんし、落ち込むことも多々あり、未だに惑うことばかりですが、それも、せっかくだからと受け入れて、良い意味で開き直っていけばいいか!と思えました。

 

と書いたところで、ふと思い出した言葉があります。

高校時代に教わった言葉です。

『神のなさることは、全て時にかなって美しい』

 

どちらかと言えば、小出監督の言葉の後半部分と重なる気がしますが、困難ですら「全て時にかなって美しい」ことなので、「せっかくだから」と受け入れて、一所懸命に努力するんだなぁと、そんなことを考えた時代の替わり目でありました。

 

***

 

新たしき時代、みなさまが平和に美しい日々を送れますように。

 

 

こぎく