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こぎくや便り

普段着物生活のあれこれや、お稽古事の記録などを綴ります

キモノ文化講座*後編

みなさまこんにちは。

 
先日に続き、文化講座の二日目、三日目について書きたいと思います。
 
二日目のお題は『染色補正士 本井宏史による きものお手入れQ&A』
長らく着物を着ていても、お手入れはさすがに業者さんにお願いしてばかりでした。
着物雑誌などで『衿の汚れはベンジンで』と書かれているのを読んでも、なかなか手が出せずにいましたので、この日は興味津々、かぶり付きで拝聴して参りました。
 
講師の方は、タイトルにあるいうに、本井宏史さん。
豊中は岡町にある、しみぬき工房 丹茂一級色補正技能士さんでいらっしゃいます。
 
講座といっても、この日は実演がメイン!会が始まると早速衿汚れを落とすデモに入ります。
なんの躊躇もなく(そりゃそうですよね)手早くブラシを動かす本井さん。
 
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これで汚れを散らして、布で拭いて、あとはドライヤーで乾かす、とのことです。
が、この作業で出来るのはあくまでも汚れを散らしている、ということ。本格的に汚れを落とすには、やはり習熟が必要とのことなので、シーズンが終わったら悉皆屋さんに出す方が良さそうですね。
でも、応急処置はこれで完璧!怖がらずにどんどんやってみたいと思います^ ^
 
三日目はいよいよ『松下妙子+西岡万紀+須賀凌子 きもの井戸端会議 vol.3』!
松下さんは和裁士、須賀さんは和裁士で着付け講師、西岡さんは着付け講師にして生地や染めに大変お詳しく(ご本人は謙遜されますが、以前教えていらしたそうです)、皆さん着物のプロフェッショナルです。
 
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今年のお題は『雨の日の装い・移り変わり』。
着物でお出かけしようと計画していて、当日雨が降って諦めた、という方は少なくないと思います。でも、せっかく準備していたのですから、そのままお着物でお出かけしたいですよね。とはいえ、雨の日の装いってどうすればいいのか、本やネットで調べても不安、という方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんにも、雨コートは既に持っているわ、という方にも楽しんで頂けるようにと、雨コートの歴史から、雨コートに適した生地や仕立てのことまで、大変興味深いお話をして下さいました。
 
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市女笠からポルトガル伝来の合羽を経て、着物の長合羽へ。
舞妓さんの雨コートには、今も長合羽の名残が見られるそうです。
 
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お着物ライフを楽しみながら、多種多様な雨コートを作ってこられた西岡さん。

この日は本当にたくさんのコートを見せて下さいました。(写真のタイミング微妙でごめんなさい...)実体験に基づいたお話、面白かったです!
振袖用の雨コートがあること、初めて知りました☆
 
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(ケロタンちゃん写真ありがとう♡)
 
こぎく、須賀さん朝香さん、Yさん、ケロタンちゃん
私の眉に白い文字が…この時まだプロジェクターのスイッチが切れていなかったようで…苦笑。(これからは斜めに構えるのはやめよう...屈むのもやめよう...)
 
朝香さん、皆さん、お忙しいところ快く写真に応じて下さり、ありがとうございました。
 
そして、この日はお着物友達Bさんともお久しぶりでお会い出来ましたし、5月の本町キモノフリマで、こぎくやで夏帯をお買い上げ下さった方がお隣に座っていらっしゃるという嬉しい驚きがたくさん!お名前をお伺い出来ませんでしたが、実際にお使い下さっているところを拝見できて良かったです。あの夏帯、たくさん使ってあげて下さいね〜( ´ ▽ ` )ノ
 
三日間通して講座に参加させてもらいましたが、いずれの日も、実になるお話しが盛りだくさんで勉強になりました。
ぬぬパナの皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました!
また来年も『ぬぬぬパナパナ2016大阪』と『きもの文化講座』の開催を楽しみにしております。
 
こぎく