月の夜に春想う
みなさまこんにちは。
こぎくやでございます。
昨夜はきれいな満月でしたね。
まん丸なお月さんを見上げながら、舞のお稽古に参りました。
今勉強させて頂いているのは、『縁の綱』という地歌です。
春はいつ 傘に降らるる雪よりも
つれなき人の冷たさを…
深々と降る雪の中、恋しい相手を想う女性の、
切ない心をうたった曲です。
途中、喧嘩をして拗ねて見せたり、神様にお願いしたり、
女性らしい振りばかり。
そして、地歌ならではのゆったりした流れ。
難しいです…
この曲では和傘を使うのですが、それ故さらに難易度が上がって、
身体は常にガチガチに固まり、未だに振り自体が怪しい状態…
ですが、いつまでもそんな事を言ってはいられません。
そろそろお尻に火が点き始めました。
四月二日(土)十二時開演 於 大阪美術倶楽部
山村若静紀門人お浚い会『第九回 はるの会』
会場も素晴らしいところですし、季節はちょうど花の頃。
お越し下さる皆さまに楽しんで頂けるよう、精進致します。
会が近づきましたら、またあらためて書きますね。
まずは簡単ですが会のお知らせと、自分への発破を兼ねて。
こぎく
着付けのお稽古・着付けのご依頼承っております。
詳しくはHPをご覧下さいませ。