遠い人に伝えて…
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
ご訪問ありがとうございます。
書きかけの記事があったのですが…
悲しみのあまり手が進みません。
西城秀樹さんが亡くなられたと、ニュースで知りました。
63歳という若さで、です。
西城秀樹さん。
親しみを込めて、ヒデキ、と呼ばせてください。
子どもの頃からずっとテレビの中で見ていて、ヒデキの全盛期には、特別好きだという感情はありませんでした。
(全盛期にはおさな過ぎて、少し分かるようになった頃には、聖子ちゃん達がデビューしていましたのでね)
大人になるにつれ、自分自身が、歌うことが好きだと自覚するにつれ、ヒデキの、その歌声の魅力にひかれるように。
高校生の頃はバンドブームにも引っ張られ、大学時代はHR/HMにもひかれましたが、やはり万博生まれの私、昭和の歌謡曲がいつも心の真ん中にあったのだと思います。
ヒデキの名曲の数々。
もちろん、作曲家、作詞家の先生方の作品ではありますが、ヒデキの歌唱力あってこそ、名曲となり得たのだと思っています。
僭越ながら、私もカラオケの十八番にさせていただいておりました…もちろん、ヒデキの足元にも及びませんが…
バンドマンたちがヒデキの歌をこぞってカバーした、こんなトリビュートアルバムがあります。
- アーティスト: オムニバス,森重樹一,DIAMOND YUKAI,ヘビーメタルな人達,笑む&笑むs,THE HIGH-LOWS,MILLENNIUM EVE,FUMIHIKO KITSUTAKA’S“LOLA”,真矢,にこにこミュージック,ROLLY
- 出版社/メーカー: BMGビクター
- 発売日: 1997/07/24
- メディア: CD
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付録の漫画に、アーティストたちの熱いヒデキ愛が語られていて、ヒデキの影響力の大きさにあらためて気付きました。
このCDを無理やり友人に聴かせて、ね!いいでしょ⁉︎本人の歌はもっと良いのよー‼︎と迫ったことも…
行きたかったヒデキのディナーショー。
あちこち友人たちに声をかけて誘ったのですが、周りには一緒に行ってくれる人がおらず、諦めてしまっていたことが心残りです。
その後悔もあり、彼が壮絶なリハビリを経て脳梗塞から復活し、コンサート活動を再開された時、居ても立っても居られない想いで、厚生年金会館に馳せ参じました。
一人きりで。
おめかしをして。
途中、ハイスツールに身体を預け、長めのトーク時間を挟みながらも、口もとが少し不自由ながらも、往年の名曲を熱唱してくれた姿が忘れられません。
我が家の家宝。
大好きでした。
厳しいリハビリ、病を押してのコンサート、本当にお疲れさまでした。
「悲しみはあまりにも大きい。
青空よ遠い人に伝えて
さよならと。」
(「ブルースカイブルー」より
ファンのみなさんの気持ちのような歌詞。
今はただ、安らかに。
多くのときめきと感動を与えてくれた、西城秀樹さんに、心よりの感謝を込めて。
ありがとうございました。
こぎく