お獅子さんで締め括り
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
早いもので、平成28年もあと一日となりました。お着物繋がりの皆様との京都忘年会や、手織り工房での至福の糸の時間、編み部クリスマススペシャル(笑)、着付け練習会パート2、などなど、記事にするつもりでいた事も多くありましたのに、瞬きしている間にひと月経ってしまいました…
ご一緒下さったみなさまありがとうございました😊
バタバタと師走を駆け抜け、ようやく仕事納めをした翌日、ここ数年の念願であった漢國神社の獅子舞奉納を拝見して参りました。
漢國神社は近鉄奈良駅から徒歩三分ほど。少し遅れてしまった私達が到着すると、既にたくさんのお客さんがいらしていました。しばらくは後方から背伸びして見ておりましたが、椅子に座ることができたので、少しですが写真をパチリ。
粗い画像ですが、少しでも雰囲気が伝わりましたら嬉しいです。
居眠りしているお獅子さんに、天狗さんと、鶏の頭を戴いている方は歳神様でしょうか?(後日確認して追加しますね)
あれやこれや手を出してお獅子さんを起こそうとしています(たぶん…)
お獅子さんが起きたらお囃子の皆さんも登場して、伊勢道中唄でさらに盛り上げます。
歳神様(推定)に導かれて参道をゆくお獅子さんとお囃子の皆さん。
締めは『四方鎮』
豊来家玉之助さんによる一人立ちの獅子舞です。
このあと拝殿での神事を終えたお獅子さんに、頭を噛んでもらいました。
お獅子さんが頭を噛むのは、悪縁を噛み切って良縁を結ぶ、ということなのだそうです。なので、実際には『頭を』噛むのではなくて、『頭の上あたり』でガチン!と歯を鳴らして下さいました。素敵なご縁がございますように(*´꒳`*)
お振る舞いの『南瓜のいとこ煮』を頂いてほっこり。美味しくて温まります♡
ご来場のお客様との撮影に応じられる皆さん。色んなお獅子さんがいますね〜
お顔は変わらないはずなのに、舞っている間にクルクルと変わるお獅子さんの表情。心を奪われます‼︎
右下の変わり獅子頭は、実は寅!(見たら分かりますよね💦)玉之助さんがご指導されている西宮今津高校の獅子舞部!の方々。写真は撮れていないのですが、寅頭の舞をご披露されていました!
漢國神社での獅子舞奉納は今年で9年目だそうです。そう遠くない昔、お正月にはお獅子さんが家々を周り、新年を寿ぐ舞を披露して下さっていたとか。人々の生活に根付いていたはずの獅子舞やお神楽といった地域の伝統芸能が、いつの間にか廃れてしまったところも多いようですが、再興に尽力される方々がいらっしゃることは幸いです。私の実家の辺りでも、父の代くらいまで獅子舞奉納を行っていたらしいのですが、残念ながら下の世代に受け継がれず、最近になって齢80に近い年代の叔父たちが村の若者達に請われ、教えているという話を聞きました。いつか地元の獅子舞を見る日があるかと思うと楽しみです。
そして、来年からは漢國神社の獅子舞奉納を、我が家の年末恒例行事にしようと、昨夜の家族会議で決まりました。
ご縁を頂いたお土産たち。
おみくじ付きのお獅子さんサブレは『ジンジャー(神社)味』だそうです…( ̄▽ ̄;)
味わってよばれますね〜
おまけの一枚。
お獅子さんを意識して、赤い着物。母から譲り受けた薔薇柄の絣が入った紬。写真は撮っていませんが、夫が緑のダウンだったので、夫婦で獅子舞コーデでした(笑)
今年も不定期更新の我がブログにお越し下さった皆様、大変お世話になり誠にありがとうございました。
これからも細々とではありますが、日々のことを綴って参りますので、思い出した折にでも、お立ち寄り下さいませ。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様よいお年をお迎え下さいませ。
こぎく