大阪ゆかた会 ありがとうございました
東京のゆかた会が終わって一週間後、8月1日の土曜日、山村若静紀社中、大阪教室のゆかた会が開かれました。
この日、大阪では、PLの花火大会が行われており、会場へ向かう途中、浴衣姿の方がたくさんで、見ている私も気分がウキウキと盛り上がって、足取りも軽く歩を進めておりました。。。
大阪教室のゆかた会は、ミナミの『味園』さんの広間をお借りして行われました。
難波駅から東へテクテク...NGKを横目に見ながら通り過ぎると見えて来ます。
東京とは雰囲気がガラっと変わっておりますね。
大阪では2月に『はるの会』という発表会があるため、夏のゆかた会は小ぢんまりと開催です。
ビルに近寄って行くと
顔と名前の雰囲気が微妙な感じのクマちゃん、味園金太郎君が『ここやで~』とお出迎えしてくれています。
玄関前のご案内板にもしっかり『静紀会ゆかた会様』の板を提げて下さっています。
金太郎君にうながされるまま、暖簾をくぐると
太鼓橋!
大阪の太鼓橋と言えば、住吉大社とここ、味園さんです。
(もう一か所見たことがありますが、そちらは割愛させて頂きます)
橋を渡って別世界へ!
扇風機とすばる君が見守ってくれるエレベーター内。
独特の世界が広がっています。
左手側の襖の向こうは、このフロア最大の大広間、右手側には小さめの広間が並んでいます。私たちの会場は、この廊下の突き当りにありました。
天井の照明も可愛らしい昭和の味わい。
味園さんは、今年で60周年だそうです。
当時からそのままではないと思いますが、無理に今の流行に合わせようとせず、持ち味を生かされているのでしょうね。
18時になり、いよいよ開演です。
こちらでも会の最中は写真撮影出来ませんので、舞姿の画像はございません。
今回、姉弟子さんお二人の社中のお弟子さんが、それぞれお一人ずつ、初舞台を迎えられました。若静和社中のお弟子さんが『夕暮れ』、若静奈社中のお弟子さんが『香に迷う』を舞われました。
『夕暮れ』は、山村流では一番最初にお稽古していただく入門の曲。社中全員が懐かしい気持ちで楽しく拝見しました。『香に迷う』は、実は私が初めて参加させて頂いた「はるの会」で勉強させて頂いた曲で、つい一緒に身体が動きそうになってしまいました。
私は前回同様『岸の柳』を勉強させて頂きましたが...
『味園』さん、鬼門です...(涙)
出番が終わり、ようやくお料理を楽しむことが出来ました。
(大阪のゆかた会では、舞を見ながらお酒やお料理を楽しむ、というお座敷スタイルを取っているのですが、自分の出番が終わるまで何も喉を通らない小心者ゆえ、どうしても後にかっこんでしまいます...苦笑)
そして、緊張も解けた社中全員で記念撮影。
お気付きでしょうか?初お披露目の、社中揃いのゆかたです!
こころやさんがデザインから起こして下さって、こんなに可愛い色で染めて下さいました!帯合わせで雰囲気が変わって、それぞれの個性が出ています。
この日は、染め織り工房の先生、Iさんと、お仲間のNさんが、お忙しい中駆け付けてくれました!
ありがとう〜(≧∇≦)ほんとに嬉しかったです♡
楽しかった会もお開きとなり、また橋を渡って此方側の世界に戻ります。
散会した後は、姉弟子さん方と、もう一つのミナミの老舗、アメリカンへ。
お店の雰囲気もさることながら、スタッフさんの丁寧な接客応対が心地よいお店ですよね。
別腹を満たしつつ、あれこれお喋りするのはこの日の反省点…
姉弟子さんのアドバイスが有難く、参考にさせて頂くことばかり。感謝感謝です(涙)
こうして大阪ゆかた会も無事にお開きとなりました。
ありがとうございました。
ここからは余談ですが。
帰宅後、当日の悪いイメージを消してお稽古場で教わったことで記憶の上書きするために、師匠の言葉と姉弟子さんからのアドバイスを反復しながら一人反省会を行いました。。。
週が明ければ大師匠のお稽古場にお伺いする予定ですので、失敗を引きずってはいられません。なんとかしなければ…
ただひたすらにお稽古します。
こぎく