こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

あふれる感謝を

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます😊

 

いよいよ大晦日。

あと数時間で2017年が終わります。

少しだけ、お正月の室礼をして、夜、お蕎麦を食べて年越しです。

 

***

 

床の間には若松を。

 

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見よう見まねの不調法はお許しを。

 

ごく私的なことですが、今年の夏前に、父が亡くなりました。

病気が分かってからちょうど一年。

 

その頃まで着付け教室にお越し下さっていた生徒の皆さんには、大変なご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。

それと同時に、我儘をきいていただき、誠にありがとうございました。

お陰様で、無事に見送ることが出来ました。

 

ただ、これで両親ともにいなくなってしまった、と思うと、しばらくはなんとも言い表せない、途方に暮れた感覚にとらわれ、結局、自分の身体を壊してしまい、反省の日々を送ることになってしまいました。

 

そんな中、気分をあらため、ブログで着物に関することを発信してみようと、日々重ねてまいりました。

ご迷惑をおかけした生徒さんをはじめ、教室へのお問い合わせいただいたのにお断りしてしまった方々に、また、これから着物を始めようと考えていらっしゃる方々に、少しでもお役に立てることがあればと思ったからです。

(着物以外の話題もとっても多くてすみません💦)

 

気持ちが変わると、日々の更新が楽しくなり、たくさんの方々のブログへもお邪魔させていただき、読ませていただき、また、他の方々に読んでいただくことも増え、皆さまと交流させていただく喜びも増えました。

 

本当に、感謝するばかりの日々でした。

泣いて過ごした一年でしたが、それ以上に大きな喜びをいただいた一年でした。

ありがとうございました♡

 

また、今年出会って下さったみなさま、いつも支えて下さっている周囲のみなさま、本当にありがとうございます。心よりの感謝を申し上げます。

 

来年もまた、着物の四方山話をはじめ、ごくごく私的趣味の話、などを、元気に発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

みなさま、どうぞよいお年をお迎え下さいませ。

 

***

 

最後に、少しだけ、父の話を。

 

何年も前から、自分の葬儀を自分で考え、BGMを使う順番に指定して、誰に連絡する、と、しっかり段取りしていた人でした。

 

最後のお別れには、ベートーベンの第九、歓喜の歌を。

かつて合唱団に参加し、その曲にも歌詞にも心酔し、この曲こそ、愛する友人、家族との別れに相応しいと、当時から話しておりました。

 

子どもの頃から第九を聴いて育った私達兄妹も、覚えている限りですが、歌って送り出しました。

 

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二年前、舞台を観に来てくれた父と。

子ども達のことは滅多に褒めない厳しい人でしたが、この日は珍しく喜んでくれて、出来栄えを褒めてくれました。

このタイミングで舞台に立たせていただけて良かったです。

 

少しだけ、と言いながら、未練がましい思い出話となり、失礼致しました。

 

最後までお付き合い下さって、ありがとうございました♡

 

来年もまたどうぞ、よろしくお願い致します。

 

 

こぎく