あふれる感謝を
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
ご訪問ありがとうございます😊
いよいよ大晦日。
あと数時間で2017年が終わります。
少しだけ、お正月の室礼をして、夜、お蕎麦を食べて年越しです。
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床の間には若松を。
見よう見まねの不調法はお許しを。
ごく私的なことですが、今年の夏前に、父が亡くなりました。
病気が分かってからちょうど一年。
その頃まで着付け教室にお越し下さっていた生徒の皆さんには、大変なご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
それと同時に、我儘をきいていただき、誠にありがとうございました。
お陰様で、無事に見送ることが出来ました。
ただ、これで両親ともにいなくなってしまった、と思うと、しばらくはなんとも言い表せない、途方に暮れた感覚にとらわれ、結局、自分の身体を壊してしまい、反省の日々を送ることになってしまいました。
そんな中、気分をあらため、ブログで着物に関することを発信してみようと、日々重ねてまいりました。
ご迷惑をおかけした生徒さんをはじめ、教室へのお問い合わせいただいたのにお断りしてしまった方々に、また、これから着物を始めようと考えていらっしゃる方々に、少しでもお役に立てることがあればと思ったからです。
(着物以外の話題もとっても多くてすみません💦)
気持ちが変わると、日々の更新が楽しくなり、たくさんの方々のブログへもお邪魔させていただき、読ませていただき、また、他の方々に読んでいただくことも増え、皆さまと交流させていただく喜びも増えました。
本当に、感謝するばかりの日々でした。
泣いて過ごした一年でしたが、それ以上に大きな喜びをいただいた一年でした。
ありがとうございました♡
また、今年出会って下さったみなさま、いつも支えて下さっている周囲のみなさま、本当にありがとうございます。心よりの感謝を申し上げます。
来年もまた、着物の四方山話をはじめ、ごくごく私的趣味の話、などを、元気に発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
みなさま、どうぞよいお年をお迎え下さいませ。
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最後に、少しだけ、父の話を。
何年も前から、自分の葬儀を自分で考え、BGMを使う順番に指定して、誰に連絡する、と、しっかり段取りしていた人でした。
最後のお別れには、ベートーベンの第九、歓喜の歌を。
かつて合唱団に参加し、その曲にも歌詞にも心酔し、この曲こそ、愛する友人、家族との別れに相応しいと、当時から話しておりました。
子どもの頃から第九を聴いて育った私達兄妹も、覚えている限りですが、歌って送り出しました。
二年前、舞台を観に来てくれた父と。
子ども達のことは滅多に褒めない厳しい人でしたが、この日は珍しく喜んでくれて、出来栄えを褒めてくれました。
このタイミングで舞台に立たせていただけて良かったです。
少しだけ、と言いながら、未練がましい思い出話となり、失礼致しました。
最後までお付き合い下さって、ありがとうございました♡
来年もまたどうぞ、よろしくお願い致します。
こぎく