つめあと
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
ご訪問ありがとうございます😊
一昨日、関西では猛烈な台風の影響を受け、大変な被害が出ていますね。
テレビやネットには信じがたい光景が…
海に流されるコンテナ、燃えるコンテナ、水没した滑走路…
つい先日まで貿易に関わる業務を行っていました。
輸送業界、メーカー、その他流通に関わる方々は、今頃どんな思いでいるかと思うと、そんな光景を見ているだけで息が詰まりそうで…
また、停電や断水のニュースも入って来ますが、みなさまのお住いの辺りに大きな被害がないことを願うばかりです。
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ごく身近な話ですが、我が実家…築90年の長老様です。
あれだけの風雨、何もないことはないだろうと、昨日慌てて帰りました。
下手したら家そのものが倒れているかも?という不安もありましたが…
屋根瓦が飛ばされ
樋が落ちて
板壁が剥がれて土壁がむき出しに…
想像していたよりは、被害は少なかったです。
意外だったのは、一番心配していたガラス窓が無傷だったこと!
強化ガラスでも何でもない、昭和のガラス。
木の桟との間に隙間があることで、多少、空気が逃げたのでしょうか?
いずれにせよ、大好きなこのガラス窓が無事でホッとしました♪
屋根の修繕は早くても三ヶ月待ち、これからの天候次第ではそれ以上に掛かるかも、と言われました。
そして、仮養生だけでもいつになることやら、とも。
六月の地震以降、修繕依頼が立て続けにあり、豪雨も重なって、どんどん後ろ倒しになっているようですね。
土壁と屋根瓦、自前でなんとか出来るかしら…
次に行ったら、少し悩んでみます。
雨漏りが心配ですが、日本家屋の躯体の強さに、あらためて深く感心しました。
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ところで、台風の爪痕はもっと深く大きく、広範囲にわたっているようです。
実家への道中、高速道路が封鎖されていたため、府道、国道を通りました。
途中、停電で点灯していない信号や、俯いたり明後日の方向を向いたままの信号がいくつもあり、大きな交差点では警察の方が交通整理して下さっていましたが、小さな交差点までは人数が足りないとみえて、警官も不在。
ですが、自然とドライバー同士が譲り合っていて、事故もなくスムーズに通行出来ていました。
また、大阪から和歌山への越境は、新しいバイパスではなく、高速道路と並走する、少し狭くカーブの続く山越えルートを走りました。
進入してから、『この先倒木で進めないかも?』と気付きましたが後の祭り…あと先考えない性格が、自分でもたまに恨めしいです…
ですが、そんな道でさえ、お昼前の時点で、既に、倒木は道端に寄せてパイロンでの注意喚起がなされており、無事に和歌山に入ることが出来ました。
炎天下、交通整理して下さる警察の方にも頭が下がりますし、自然に譲り合えるドライバーの皆さんにも感謝。
そして、おそらくは、早朝から峠の道を整備して下さっていただろう方々にも、深く感謝です。
台風の爪痕には傷付き胸が痛みますが、復旧に向けて助けて下さる方々のつめあとも、大切に胸に刻んでおこうと思います。
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この記事の下書きをしている間に、北海道の地震のニュースが飛び込んで来ました。大きな被害が出ていなければ良いのですが…
みなさま、身の安全を最優先になさってくださいね。
こぎく