あびこさんの節分会
みなさまこんにちは。
こぎくでございます。
いよいよ立春を迎えましたね〜寒の戻りがつらいですが、少しずつ春が近づいていると思うとわくわくします。
3日の夜には、あびこ観音さんへ、厄除け参りに出掛けました。
あびこさんの詳細はこちら➡︎あびこ観音寺 | 公式ホームページ
日本最古の観音寺院だそうですね。
あれこれ書いたらとんでもなく長くなりました。ゆっくりぼちぼちお読み下さいませ。
あびこ観音さんでは毎年この時期に節分会が開かれ、大勢の方が厄除け参りに来られます。
大阪で独り暮らしを始めた頃、観音さんのすぐ近所に住んでいたのですが、そんなに有名なお寺さんだということや、節分会のことは全く知らず、ある朝起きたら道路の両脇には露店が並び、参拝客でごった返す風景に大変驚いた記憶があります。その日は偶然にも、前夜から学生時代の友人2人が遊びに来ていたので、混雑の理由は分からないままでしたが(笑)彼女達と露店巡りをして楽しみました。露店だけ(苦笑)
翌年ようやく節分会のことを知ったという…なんも分かってなくてごめんね〜(汗)
さてさて、今年も夫と待ち合わせてお参りに。この日私は掛かりつけ医院で定期採血があったので洋服で。いえ、その予定が無かったとしても、洋服で行く方が良いです…その理由は読み進めて頂ければ自ずと分かるかと。
参道には五三桐紋が描かれた提灯。
この辺りはまだ平穏です。
山門をくぐり、境内で御手水を遣い、いざお参り…が、ここからが難関。
写っている人は少ないですが(あまり写らないように撮ってますので)、そりゃもうギュウギュウ詰めです。さすが二月三日の夜です。何と言っても、厄払いは立春の迎えるまでに終わらせないといけませんからね。
元々節分とは『節を分ける』タイミングのことで、本来は四季それぞれに節分があったものが、いつしか立春の前日を意味するようになったと言われています。
季節の変わり目には、邪気が入り込みやすいと考えられ、その為、邪気である鬼を払う習慣が出来たそうです。
だから、厄払いは三日の夜までに済ませないといけないのです。
故に…通勤時間の御堂筋線並みの混雑となる訳です。
※現在あびこ観音のウェブサイトに記載されている『厄除け』の解釈は、上記とは少し違っていました。
閑話休題。
上の写真に戻りまして。
右側の売り場で御線香を買い、隣にある長火鉢?で火を点けます。
既に火を点けた人たちが、他の方に火をぶつけてしまわないよう、頭上に掲げて進みます。(ちょうど上の写真のオジ様のように)
こちらの巨大な常香炉に御線香を立て、煙を身体に浴びます。
煙を浴びることで身体の悪い所を治してもらう、とか、煙で身を清めるとか言われていますよね。夫も私も悪いところだらけなので(苦笑)、手で煙を全身に回しかけ?ました。
そしていざ本堂にお参りに。
本堂上の鬼瓦、龍の形でカッコいいのです!その下の木彫りの鳳凰もぜひ見て欲しいです。
この写真を撮った後は手を動かすのも苦労するほどの混雑でした。
順番待ちすること30分ほど。
少しずつ前に進んで、無事にお参り出来ました。
そして、あびこ観音さんの節分会といえば護摩堂でのお焚き上げ。
山伏が護摩木を焚いて加持祈祷をしてくれます。※有料です。
法螺貝も本当に吹いてはります!
凄いっ‼︎
が、今年はこちらの加持祈祷には申し込まず、お札のみ頂いて帰りました。
帰る道すがらこちらに立ち寄り。
これは毎年外せません!
あまりの行列に毎年アルバイトさんが増えて、列に並ぶお客さんに先に注文を取ってこのメモを渡してくれます。会計のやり方も年々改善されています。企業努力ですね〜
あびこ餅本舗さんの、『元祖厄除饅頭』
蒸かしたてで美味しいです〜餡は甘さ控えめでスッキリなこし餡、外は黒糖風味のふわふわ生地。
二人で10個はちょっと多いですが、毎年、5個は少ない…よね?と相手の顔色を伺いながら、結局10個買っちゃいます。
観音さんにお参りしたし、厄除け饅頭も食べられたし、これで今年は安泰でしょうね〜
こぎく