春場所開幕
みなさまこんばんは。
こぎくでございます。
ご訪問ありがとうございます。
今年の春場所は無観客での開催となりましたね(涙)
もともと、今年はチケットを買っておらず、当初から生で見ることは叶わなかったのですが、それでも観客が入れないと思うと残念でなりません。
(しかも、移動も車とか、入り待ち出待ちもできないとか、残念すぎる…)
昨日の開幕戦、途中からでしたが、テレビで観戦。
いつもと違う様子の画面に、一瞬、ぎょっとしましたが、静かな中での力士たちの立会いは、緊迫感が、より一層伝わるように感じました。
が、一方で、いつもなら口に含む力水は、力士が柄杓に口を付けることをせず、形だけで済ませていたところに、コロナの影響を感じざるを得ず、悲しくなったり…
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ところで、観客のいない中での取り組みをずっと見ていると、いつもは見えない部分が見えて、驚いたりクスッと笑えたり、興味津々で画面をのぞきこんでいました!
あ、いえ、相撲そのものについての気付きではないので、期待なさらないでくださいね(汗)
土俵下に座っている審判員の親方たちは、胡座をかいていると思い込んでいたのですが、実際には、脚を前に投げ出して、膝から下あたりに黒い布を掛けている、とか。
(そして、時々、足先をちょこちょこ動かす様子がなんとも言えず可愛いです!)
客席中段あたりにいるテレビのカメラマンさんが、ずっと正座している!こととか。
(カメラマンさん、膝、大丈夫なのかな?正座指定なのかな?正座に慣れてはるのかな?絶妙なタイミングで交替してはるのやろか?それとも、私が見たカメラマンさんがたまたま正座してただけなのかな?)
呼出さんや行司さんの声がいつもよりよく聞こえるので、その特徴的な発音が面白くて!
は〜く〜ほ〜ほ〜
え〜ん〜ど〜ほ〜
って、『う』を、めっちゃはっきりくっきり『ほ』て言うてますやん⁉︎
解説の北の富士氏も、笑いながら話していました。
いつもは声援でよく聞こえていないけれど、人によってそれぞれ特徴がありますね〜って。
やっぱり同じように感じてはったんですね〜(笑)
あと、力士がまわしを叩く音がすごく反響してよく聞こえるとか、弓取り式で回した弓の風切り音までテレビで聞こえてきた、とか。
観客のいる場所中や巡業中は、いかに多くの音に囲まれていたか、よく分かりました。
ですが。
声援のない取り組みは、やはり、寂しく思えてしまいますね。
ニュースで、八角理事長の挨拶が紹介されていました。
『古来から力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む力があると言われてきました。また横綱の土俵入りは五穀豊穣と世の中の平安を祈願するために行われてきました
力士の体は、健康な体の象徴だともいわれます。
床山が髪を結い、呼出が拍子木を打ち、行司が土俵をさばき、そして、力士が四股を踏む。この一連の所作が、人々に感動を与えると同時に、大地を鎮め、邪悪なものを押さえこむのだと信じられてきました。』
大相撲が神事に由来することを再認識致しました。
ほんと、ウィルスなんて、大地の下に封じ込めてしまってほしいものです。
八角理事長の挨拶全文はこちらに紹介されています。
無観客の春場所 八角理事長が異例のあいさつ【全文】 | NHKニュースwww3.nhk.or.jp
無観客で取り組みを続けるのは、力士の皆さんには、精神的にキツいのではないかと思います。
千秋楽までの15日間、無事に闘い切ってほしいと思います。
もちろん、最後まで健康に、誰一人感染することなく過ごされますように。
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春場所には何度か行っております。
その時の記事もよろしければご覧ください。