こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

ブレンド寄席で久しぶりの繁昌亭へ

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます。

 

ぼーっと過ごしている間に、気付けばも二月も終わろうとしています...

そして先週日曜に行ってきた寄席のお話を一週間後に書くという。

のんびりするにも程がある。。。

(こぎくや便りにはありがちなことなんですが)

 

ブレンド寄席は、過去にも何度か記事にしたことがあるのですが、天満宮の北と南にあるカフェ2軒が共同で主催されている寄席です。 

↓こちらは記念すべき第一回の記事 kogikuya.hatenablog.com

 

 今回で第五回目!しかも、開催日が

2021年2月21日

と、221221並びの日!なんか縁起良さそう♡知らんけど。

 

今年もいそいそと行ってまいりました~

洋服で。

(なんで洋服だったかは、一つ前の記事にちらりと書いてます...せっかく着物が似合う場所へのお出掛けやったのに...くぅぅ)

 

f:id:kogikuya:20210227200821j:image

f:id:kogikuya:20210227200842j:image

たぶん、二年ぶりの繁昌亭です...

 

f:id:kogikuya:20210227200950j:image

去年はほぼこういうお出掛けできなかったし、うれしくて、つい、撮っちゃいますね。

いつも同じなのに(笑)

 

この日の番組です。

笑金 『ろくろ首』

露の棗 『大安売り』

露の都 『ハルちゃん』

桂福丸 『稽古屋』

~仲入り~

暁あんこ 足芸

桂かい枝 『三十石』

 

笑金さんの元気な噺で始まり、棗さんのハズさない痛風のマクラ(女性の痛風患者さんって珍しいんですってね⁉)から入る力士の噺に、今回はここでもう登場する都師匠の『ハルちゃん』まで、一気に駆け足で盛り上がり、続いて、しなやかな身のこなしで美しい、福丸さんの『稽古屋』。

ここで都師匠の『ハルちゃん』の登場人物をさらっと挟んでくる福丸さん。

ずるいわぁ~( ´艸`)

 

仲入りでは恒例のお楽しみ抽選会。

いつもなら主催のお二人(ワーズカフェのマスターとアンズ舎の店主さん)が舞台下、客席の前で抽選を行うのですが、今回は客席と距離を保つため、お二人と都師匠が舞台の上に出て下さって抽選を行いました。

 

まぁねぇ、抽選ってのは、そうそう当たるものじゃなく。。。

 

はい。

今年もダメでした( ;∀;)

 

でも、抽選会も楽しめたからいいんです。

抽選会は当たったから良しなんじゃなく、ドキドキが楽しいから良しなんです。

 

そしてしばしの休憩を挟んで色物へ。

足芸の暁あんこさん、本当に足で芸をされるんですー!!

足でいろんなものを回すバランス芸!

小さなものから始まって、最後は畳一枚あるんじゃないかと思うような大きな板を回してはりました...見ててハラハラして...心臓に悪いわぁ...(←完全にこちらの勝手な都合や!苦笑)

 

そしていよいよトリのかい枝さんへ!

この『三十石~夢の通い路~』というお話は、繁昌亭のこけら落とし公演で、初めて生の落語を聴いた時に、大好きな林家染丸師匠が演じられたネタで、思い入れのある演目です。

(リサイクルで買ったツンツルテンの着物を着て出かけたのも今となっては懐かしい)

8時終演で時間が迫る中、それすらもネタにしながら、そしてまた『ハルちゃん』の登場人物を被せて挟みながら、鳴り物の演奏スペースで舟歌を歌ってくれた笑金さんのことも挟みつつ、爆笑のうちに気付けば船は大阪に到着し、無事、予定時間にお開きとなりました。

 

ところで、繁昌亭ではこんな風に感染対策されていましたよ!

f:id:kogikuya:20210227201045j:image

 

文楽劇場でもそうでしたが、お客さん同士の距離を取るために、座席数を減らして販売されています。

大阪の非常事態宣言は二月いっぱいで解除されますが、繁昌亭では、三月一日以降も当面はこの形態での運営を継続されるそうです。

終演時間は以前と同じに戻されるそうで、トリの演者さんも時間を気にせず演じることができますね(笑)

 

笑うと免疫力が上がると言いますし、みなさまもぜひ、お出かけくださいませ♪

 

 

こぎく