こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

昭和着物コーディネート研究と寒波の日の防寒対策

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます。

 

今日はいつもより早い時間に投稿です。

あとで今週の着物のまとめも書きたいので、ちょっと頑張ります。

 

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昨日の記事でアンズ舎さんに伺った日の着物の話です。

 

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寒い日だったので、ほっこりと紬がいいかなと、またまた母親からのお下がり着物を引っ張り出してきました。

上の写真は少し黄味がかって写っていますが、落ち着いた地色に、生成色の薔薇柄の絣が可愛いのです。

 

可愛い昭和の着物を、白髪混じりの50歳が令和に着るため、またまたコーディネートに悩みました。

 

①薔薇柄に見える八寸帯(でも、葉っぱの様子を見るとチューリップのよう...汗)

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帯揚げと帯締めは帯の色から取りました。

 

②生成色の紬地の帯

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着物の絣の色から帯の色を合わせました。

帯揚帯締めは、着物から取るパターンと帯から取るパターンで。

 

③手作りっぽい紬地の更紗切り嵌め帯

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帯の地色が薄い赤なので、着物の色に馴染むかと思って乗せてみました。

帯揚げと帯締めは、帯の中の色から。

 

②の生成色の帯は、まだ昭和っぽさが残っているような気がします。

それを昭和の子が着たら...完全に昭和やん💦

ということで、②は無し。

 

③は、アリかもだけど、切り嵌めのシャープな線や生地のさらっと感がこの日の気分ではなく...

 

最終的に落ち着いたのがこちらの組み合わせ。

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同じく薔薇柄(と思うことにする!)の八寸と合わせました。

帯締めは暖かそうな色目の方を選びました。

春先になったら薄い色のものでも良さそうですね。

訳あって、いつもより腕が伸ばせていません...

(袖をドアノブに引っ掛けて袖付けが破れたなんて、大きな文字では書けない...でも、そのままお出掛けww)

 

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この日は関西にも寒波が到来していました。

だからほっこり紬を着たのですが。

 

着物の下の拵えは。。。

 

上:和装ブラ+肌着(グンゼ快適工房)+筒袖半襦袢(←自分サイズではない着物のため、手持ちの襦袢の袖幅が合わない)+長手袋

下:UNIQLOヒートテック十分丈レギンス+東スカート

足:ゑびす足袋+ゑびす足袋カバー

 

着物の上は。

コート+マフラーぐるぐる巻き+耳当て

 

これはいつもの冬のお出掛けスタイルです。

 

普通の冬の日なら、このお出掛け装備で十分だったのですが、最高気温が7度などというこの日、外は風がとても強く、お年頃のわがままボディには少し堪えました。

 

・筒袖だけだと寒いので、うそつき袖があれば良かった。

(前回母の着物を着た日には、母からのお下がり長襦袢を着ました)

・足元には『ヒート+ふぃっと』のハイソックス(←持っているのに~😓)を履いたり、厚手のレギンスを履いたりすれば良かった。

 

寒さが即身体の不調につながりかねない時期ですので、コーディネートだけでなく、防寒対策が当日の気温に合ったものかどうかも、事前に考えておくべきですね。

身体を温めるの大事!

 

 

こぎく