こぎくや便り

着物と、暮らしと、時々バイク。日常の好きなことを綴ってまいります。

今年も初春文楽へ

みなさまこんにちは。

こぎくでございます。

ご訪問ありがとうございます。

 

昨日…と書くはずが、一昨日のこととなってしまいました…昨日は午後からめまいがひどく、ずっと横になっていました。

いい感じで毎日更新出来ていたのに(;ω;)

いや、嘆いても仕方ありませぬ。

 

気を取り直して。

 

一昨日、夫のお弁当を届けたあと、向かった先はこちらでした。

 

f:id:kogikuya:20210120171441j:image

 

初春文楽公演
第三部 『妹背山婦女庭訓』(いもせやまおんなていきん)

 

乙巳の変の直前のお話です(のはず…たぶん…時代を考えると、衣装を見ておや?となりますが…まぁ、それはそれで…汗)

 

あらすじについては、文楽劇場のウェブサイトにありますので、ぜひそちらをご参考ください。

https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2020/21hatsuharu_arasuji_ura1204.jpg

 

劇場内は

f:id:kogikuya:20210120174036j:image

文楽人形もマスク。

時節柄ですね。

(床の柄と相まって、ゴゴゴと迫ってくるように見える…汗)

 

こちらの方が初春っぽいです
f:id:kogikuya:20210120174046j:image

にらみ鯛

 

今年も天井には餅花が可愛らしく
f:id:kogikuya:20210120174042j:image

 

普段と違う装飾で気分も変わります♪

 

今は感染予防対策として

・公演は三部制(一部ずつの時間を短くして、観客の入れ替え、及び館内換気を徹底するため)

・劇場入り口を一ヶ所にして、検温と手指消毒、マスク着用の確認

・席数を大幅に減らす(座席に和柄の紙を貼って人が座れないようにして、特に義太夫さん達の前は大きく空けていました)

・ホール内はもちろん、ロビーでも飲食禁止(以前はロビーでの飲食可でした)

・終演後の退出は、混雑を避けるため、ブロックごとに指示に従って順番に

などなど、数多くの工夫を凝らしてくださっています。

 

今年も成人式が終わったら文楽を観に行こう!と、着付師仲間のIちゃんと約束しておりました。

そして、初春文楽だし、おめかし着物を着て行こう!とも♪

 

数日前からああでもないこうでもない、と、コーディネートを考え、散々悩みましたが、その時間もまた楽しいんですよね♡

 

今回はこんなお着物で

f:id:kogikuya:20210120211808j:image

母から譲ってもらった乙女モード満載の小紋(母が二十代前半、お嫁入り当時に着ていたもの…を、五十歳の私が…)に、本町フリマで譲っていただいた黒地の帯。

このコーデに落ち着くまでの紆余曲折?はまた追って。

 

せっかくの乙女着物なので、防寒対策にも乙女らしく(笑)

f:id:kogikuya:20210120211813j:image

カメラアプリで撮影したら、勝手に補正してくれていました。

お肌が格段にきれいになってるうえに、目がちょっと大きい!

これは私ではない誰かの顔です(笑)

 

Iちゃんもミントグリーン系の地に華やかな柄のおめかし着物で、二人で初春気分を満喫(なのに全然撮らなくてごめん💦)

 

そして。

いつもなら終演後にお茶やご飯で散々喋り倒しますが、今回は終演後はお店も開いていないため(三部の終演は午後八時)、開演前に少しだけお茶しようと、早めに待ち合わせ。

 

クレープリー・アルションさん

クレープリー・アルション

 

懐かしい〜(´∀`*)

十年以上ぶりの訪問でした!

 

季節限定の『きなこショコラ餅』

f:id:kogikuya:20210120212847j:image

見た目にも可愛くて美味しい♡

(成人式の日からあまり日が経ってないけど…帰宅後のお腹とお肌がまたまた少し大変だったけど、そのこと込みでも心が満たされるおやつ)

 

レモンの香りのハーブティー
f:id:kogikuya:20210120212843j:image

(お年頃の乙女には柑橘系の香りが大事!)

f:id:kogikuya:20210120212837j:image

器も小物も愛らしく、期せずしてここでも乙女モード♡

 

外はとっても寒かったし(着物姿にも耳あて必須‼︎)、あまりゆっくりもしていられなかったけれど、ほんの数時間で気持ちもあらたまり、お出かけして良かったです。

 

文楽劇場が大入り満員となって、何も気にせず観劇できる日がまた来ますように。

 

 

こぎく